ミライノカードにマスタカードブランドが登場しました!
これまではJCBブランドのみでしたが、今後はミライノカードの申込み時にJCBかマスターカードのどちらかを選べるようになりました。
ただし、同じミライノカードではありますが、JCBとマスターカードでは色んな意味で別物と考えたほうが良さそうです。例えば、住信SBIネット銀行のスマートプログラムランク判定が目的の場合は、マスターカードブランドよりもJCBブランドの方が適しています。
では、ミライノカード(マスターカード)についてみていきましょう!
ミライノカード(マスターカード)の基本スペック
ミライノカード(マスターカード)の申込み資格
【ミライノカード】18歳以上(高校生不可)
【ミライノカードGOLD】高校生を除く18歳以上、収入のある方
【共通】住信SBネット銀行口座をお持ちの方
ミライノカード(マスターカード)の主な特徴
ミライノカード(マスターカード)の年会費
・ミライノカード 初年度無料
※翌年以降900円(税抜)、年間10万円以上の利用で無料
・ミライノカード Travelers Gold 10000円(税抜)
付帯サービス
ミライノカード | ミライノカードTravelers Gold | |
カード付帯保険 | 海外旅行傷害保険(利用付帯・最高2000万円) | 海外旅行傷害保険(自動付帯・最高5000万円) |
国内旅行傷害保険(利用付帯・最高2000万円) | 国内旅行傷害保険(自動付帯・最高5000万円) | |
ショッピングガード保険 | 最高50万円(海外のみ) | 最高50万円(海外のみ) |
ラウンジサービス | なし | 国内空港ラウンジサービス、海外空港ラウンジサービス(ラウンジキー) |
ミライノカード(マスターカード)は海外に強い!
ミライノカード(マスターカード)のスペックを見ると、海外で使うとお得になりそうだということが分かります。ポイント還元率も海外だと倍になりますし、ショッピングガード保険も海外利用時のみとなっています。
国際ブランドも海外ではJCBよりマスターカードの方が使いやすいですからね。ミライノカードTravelers Goldの方はラウンジキーが付帯しているので、その名の通り海外旅行者の為のカードと言えそうです。
私のように海外に無縁だと完全に宝の持ち腐れですが(笑)
ミライノカード(JCB)との違いは?
ミライノカード(JCB)
ミライノカード(JCB)は2017年11月に登場しました。
住信SBIネット銀行が発行する初めてのクレジットカードとして誕生したわけですが、最大ポイント還元率1.0%、クイックペイ搭載、アップルペイ対応など、SBIカードと比べるとかなりパワーアップされていたのが印象的でした。
クレジットカード情報 ミライノカード(JCB)のメリットは?このミライノカード(JCB)と、今回登場したミライノカード(マスターカード)は単に国際ブランドが違うだけではありません。スペック的にもかなり違ってくるので、事前に違いを確認しておくことは必須です!
住信SBネット銀行口座が必須に!
ミライノカード(マスターカード)は、住信SBIネット銀行口座をお持ちの方だけが申込むことが出来ます。JCBブランドだと住信SBIネット銀行口座を持っていなくても申込が出来ますからね。他の口座を引落しに利用したい時なども不便になりますね。
まあ、個人的には特に問題を感じません。
業務代行会社がライフカードに!
ミライノカード(JCB)はJCBが業務代行を行いますが、ミライノカード(マスターカード)はライフカードが業務代行を行います。クレジットカードの入会審査も会員サイトもライフカードということになります。
こちらは個人的に大歓迎です(・ω・)bグッ
何故なら、私はJCB社内ブラックで、ミライノカード(JCB)の審査にも落とされているからです。審査をする会社が違えば可能性は出てきますからね(笑)
利用金額こそ多くないものの、1年以上毎月利用しております。もちろん、遅延もありませんし、リボやキャッシングの利用もありません。ライフカードの審査なら、私でも通過するかもしれません。
ミライノカードの審査はJCBやライフカードが業務代行で行いますが、カード発行自体は住信SBIネット銀行になりますし、審査も住信SBIネット銀行の審査基準に基づいて行われます。
ミライノカード(JCB)の時も、JCBのプロパーカードであるJCBゴールドやプラチナを保有している人でさえも落とされたという口コミが多く見られました。逆に、私のようにJCB社内ブラックの人でも審査に通っていたりもします。
私も最初ミライノカードに落ちた時はJCB社内ブラックが原因だと思っていましたが、同じJCBが代行審査を行うセブンカード・プラスの審査には通りました。JCB社内ブラックだとしても、カード発行会社の基準をクリアすれば審査に通過する可能性があるわけです。
私は実際にミライノカード(JCB)の審査に一度落ちていますので、審査をライフカードが担当するミライノカード(マスターカード)に申込みをしたとしても、落ちる可能性が高いということだけは間違いありません(-_-;)
年会費が高い!?
ミライノカード一般カードの年会費は、JCBもマスターカードも同じ900円(税抜)です。初年度無料、年間10万円以上の利用で翌年も無料という条件も同じです。
ただ、ゴールドの年会費が大きく違います!
・JCB 3000円(税抜)
・マスターカード 10000円(税抜)
更に、JCBの方は年間100万円以上の利用で翌年の年会費が無料となりますが、マスターカードの方はそうしたサービスもありません。例えいくら利用しようと年会費は払う必要があります。
まあ、ゴールドカードの年会費が1万円というのはよくある話しです。私も年会費が1万円のdカードGOLDを愛用しています。SBIカードの遺伝子を引き継いだミライノカード(JCB)の年会費が安過ぎるだけという考え方も出来ます。
でも考えてみて下さい。
ミライノカードを持つ理由です( ̄ー ̄)
多くの人がスマプロランクアップ目的ではないでしょうか?
私もミライノカードを持ちたい最大の理由がスマプロランクアップです。ゴールドを持つと2ランクアップしますので、最高ランクの4を維持することが出来ます。私はSBIゴールドカードを保有していたので、今年の7月まではその恩恵が受けられます。
それ以降はSBIゴールドの効力が消えるので、代わりにミライノカードを手に入れたいと考えたわけです。SBIゴールドの年会費は2700円(税込)だったので、振込手数料が月に15回無料になるだけで私は元が取れました。
もし、この年会費が1万円になると元は取れません。
私がミライノカード(マスターカード)を持つ理由が無くなりました…
ミライノカードはスマプロランクアップ対象外!?
スマプロランクに関してはランク3でも十分と考えています。
ランク4だと他行振込み手数料が月に15回無料になりますが、実際に15回使い切ったことはありません。毎月自動振込みで5回利用して、あと突発で何度か使う程度なので、無料回数はランク3の月7回でも足りるんですね。
もちろん、毎月10回以上他行振込みを利用する人ならランク4がいいですけど、私の場合はランク3でも間に合います。ランク2なら自力で達成出来るので、あとはミライノカードの利用などで+1上げればいいだけです。
ミライノカード(マスターカード)はスマプロランクアップの対象外となっているんですね。Travelers Goldは2ランクアップですが、一般カードの方はいくら利用してもスマプロランクと全く関係がありません(# ゚Д゚)ガビーン
ミライノカード(JCB)は一般カードもスマプロランクアップの判定条件(1万円以上の利用で1商品分、5万円以上の利用で2商品分)に含まれています。ランク3の達成に貢献してくれるのです。
スマプロランクアップ対象外は致命的な弱点かもしれません。
クイックペイ一体型が無い!
ミライノカード(JCB)はクイックペイ一体型も選べます。
クレカ本体にはクイックペイを搭載せずに、クイックペイ専用のカードを持つことも出来ます。また、アップルペイにも対応しています。
一方、ミライノカード(マスターカード)はアップルペイやおサイフケータイ(ライフカードiD)としては使えますが、カード本体に電子マネー機能はありません。
カード本体にiDやクイックペイなどのポストペイ型電子マネーを搭載していると利便性がグッと上がります。電子マネー非搭載だとメインカードとして使いにくいと思います。
まあ、何枚もカードを持っていれば何の問題もありませんけど。
ポイント還元率が違う!
ミライノカードJCBとマスターカードでは還元率が変わってきます。
・JCB 0.5%(ミライノポイント)
・マスターカード 0.6%(スマプロポイント)
JCBの方は基本的にミライノポイントが0.5%還元されますが、これをスマプロポイントに交換することで還元率が1.0%に上がります。一方、マスターカードは直接スマプロポイントが貯まるものの、還元率は0.6%です。海外での利用分のみ還元率が1.2%になります。
私のようにポイント目的でクレジットカードを持つ者にとって、この還元率の差は大き過ぎます。どう考えてもミライノカードを持つとしたら、JCBブランドということになってきますよね。ここまで違うとは残念としか言いようがありません(-_-;)
プラチナカードはJCBだけに!
ミライノカード(JCB)にはプラチナカードがあります。
しかし、ミライノカード(マスターカード)にはプラチナカードはありません。ミライノカード(マスターカード)は海外での強さをアピールしている割には、プラチナカードが用意されていないのは意外でした。
海外に頻繁に渡航するようなハイクラス層には、コンシェルジュサービスやプライオリティ・パスが付帯したプラチナカードの方が需要がある気がしますけどね。まあ、個人的にはプラチナカードに無縁なので無くても関係ありませんけど(笑)
今回のまとめ
ミライノカード(マスターカード)は魅力が薄い…
まず、スマプロランクアップ目的で、ミライノカード(マスターカード)を作るべきではありません。ゴールドだと2ランクアップしますが、年会費が1万円かかるので意味がないです。一般カードはスマプロランクアップ対象外なので論外です。
この時点で個人的には申込む可能性が消えました( ̄ー ̄)
基本的なポイント還元率も0.6%と低いですし、電子マネー搭載型も用意されていないので、JCBと比べると魅力は乏しくなってくる感じです。せっかく登場したマスターカードですが、スペック的には残念としか言いようがありません。
ただ、海外での利用はポイント還元率が1.2%になりますし、国際ブランドもマスターカードなので海外では使いやすいとは思います。Travelers Goldならラウンジ・キーも付帯するので、海外旅行目的で作ってみるのもいいかもしれませんね。
あとがき
今思えば、SBIゴールドカードはいいカードでしたね~
カード券面も私は好きでした。
スマプロランク4のボーナスポイントが廃止されることで、私がミライノカードゴールドを持つ理由は無くなりました。まあ、申込んでも通ることはありませんけどね(笑)
でも、ランク3達成の為に普通のミライノカードは作ってもいいかなとは思っています。この場合、マスターカードはランクアップ条件の対象外なので、必然的にJCBブランドということになりますね。
マスターカードは楽しみにしていただけにガッカリです(´・ω・`)
ということで、ミライノカード(マスターカード)のお話でした!